2008年06月13日

自然の恵み

毎日、一人で家を造っています。

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屋根がかかってくると形が見えてきて
なんだか包まれているような安心感が出てきます。

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毎日屋根の上に上がっていて
見えてくるのは山。
そして田んぼ。

ちょうど新緑の時期です。

気候のちょっとした変化も感じとれる。

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空気が湿っぽくなってきたとか、
空の色が変わってきたから雨になりそうだとか、

晴れの日には晴れの日の
雨の日には雨の日の
朝には朝の
夕方には夕方の匂いがあって
それを自然と感じ取れる環境というのは
本当にいいものです。


そしてこの大工という仕事。

自然と寄り添いながら、
自然のあるがままを受け止めてこそ
出来る仕事なんだなぁとつくづく感じる
今日この頃です。

自然に感謝。
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2008年04月30日

新米棟梁の上棟式

先日4月26日に上棟式が執り行われました。

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この家は師匠の小野寺棟梁や、由利設計工房の由利さんに
色々とアドバイスを受けながら、
手をお借りしながらも
私が大工棟梁としては初めて
手板(大工の図面)を書き、
木組みを考え、
業者と打ち合わせをし、
材料を選び、製材し
墨付け、刻み、鉋がけ
をした住宅となりました。

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棟梁・・・とうりょうかぁ。

ひょんな事で小野寺棟梁と出会い
「俺が2年であんだを棟梁にしてやっからよ」
といわれ、半信半疑のまま約1年と半年。

人のご縁は不思議なものです。

あそこであの人と出会わなければ・・・
これをやっておかなければ・・・

今思えば、ここ 棟梁に通ずるための最短の
道のりだったような気がします。

古民家に憧れ大工になって約8年。
大工には向かないといわれたことは
1度や2度ではありません。

小野寺棟梁曰く

「何でも先輩の言うことを聞く
 使い勝手のいい大工職人には向かないけど
 棟梁にはむいているのっしゃ」

目から鱗が落ちる思いでした。
そして珠玉の言葉をたくさんもらいました。

それらは一つ一つが宝物です。

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これも小野寺棟梁の言葉です。

棟梁は知識・技能・技術を磨き続けて
あらん限りの教養を身に付ける

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私も微力ながらこの文化を
引き継いで繋ぐことが出来れば思っています。


ぜひ現場見に来てください。 


木組みの家にご興味のある方はこちら↓
  http://www.kominkalife.com/bansyo

小野寺棟梁のブログはこちら↓
  http://blogs.yahoo.co.jp/bansyo_tera/
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2008年01月14日

ちょっとした幸せ。

山形は今日も雪です。

雪が降ると憂鬱になります。

もともと私は福島生まれ福島育ち。
まあ東北以南にお住まいの方からすれば
東北の福島って聞くだけで寒いって感じるでしょう。

でもそうでもないんです。

私の生まれ育った所は
太平洋側にあるせいか、あんまり雪って降りませんでした。

で、私は正直言って雪、苦手です。



いま住んでいるところの近くには天然の温泉が結構あります。
300円ぐらいで天然温泉の露天風呂に入れます。

家族でよく行くのですが、
うちの小さい子供達も温泉大好き。

ゆきの降りしきる中の露天風呂は
結構オツな物です。

雪が湯船めがけて飛び込んできます。
冷たいのとあったかいので本当に気持ちが良い。

ある時思いました。

寒さの中でしか、雪の降りしきる中でしか
この暖かさのありがたみは分からないのではないかって。

雪が降った次の日の晴れた朝。
こんなにもきれいな景色があるのだろうか!
と、息をのむことがしばしあります。

そんな時、雪の憂鬱さから解き放たれ
とても幸せな気分になります。


おとーさーん。雪かきしてー。

現実はそんなに甘くないか。


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posted by 古民家ライフ at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

あけましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。


昨年中後半から関わっていた伝統構法による住宅が
昨年末に完成致しました。

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栗の一枚板を使ったカウンター

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無垢の国産材を使い、
地元の1流の職人さんに各工事をしていただき、
それを間近で見ることが出来ました。

本当にいろいろ経験させていただき、
とても勉強になりました。

皆様に感謝の一年でした。


そして今年・・・
個人として、また古民家ライフとして
新しいプロジェクトを次々と行います。

そしてより皆様のお役に建てれば幸いと思っております。

今年一年ますます精進いたします。

本年もよろしくお願い致します。


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2007年11月14日

見えてきました。

6月ぐらいから携わっている伝統構法による住宅。

正直、自分もこんなお宅に住みたいと思うほど
素晴らしいお宅に仕上がってきています。

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これは階段と書斎の一角なのですが、
これでもかっ!!て程、木をふんだんに使っています。


書斎の造り付けの机。
天板は栗の無垢材。

これを銘木屋さんで買ったら一体いくらするのでしょう。


これは銘木屋さんに
並んでいる材料の中から選んだわけではありません。

これは師匠が丸太から天板を木取りしました。

丸太を自分で買ってきて、
自分の目で見て、材料を作り出した。

と、言うことです。

木取りが出来る棟梁が材料取りをすると
こんなことが出来てしまうのです。


これに限ったことではありません。

丸太から製材する。

一貫して貫き通されています。

そうすることによって、
コストを削減するとともに、
既製品の材料ではまねのできない実に味わい深い
建物になっていくのです。

ぜひ一度ご覧になってみてください。

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2007年09月30日

日本人のDNA

先日、棟梁の奥様に貴重なものを作っていただきました。

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作務衣です。

棟梁はいつも作務衣を着て仕事をしています。

その姿がカッコイイ。

いつかは自分もそうなろう。
そう思っていた矢先。

「あんだもこれ着て仕事すんだ」と

棟梁の奥様に作務衣を作っていただきました。
とてもうれしかった。


大工仕事をしていると、和物というのは、
なんて仕事に適しているのだろうと
つくづく感じることが多いです。

作務衣もそう。雪駄もそう。足袋もそう。

内面も外見も少しづつ日本人のDNAに
呼び起こされているような、
そんな気がします。

それがまたうれしかったりするのです。


改めて身が引き締まる想いです。
posted by 古民家ライフ at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月28日

木組みの家建ててます

先日、木組みで建てた住宅の建前が行われました。

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お施主さんの希望により古式にのっとった形で
建前の儀式を行いました。

オール国産材。
合板は使わない。
伝統構法で建てる

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これは今はあまりつかわれなくなった
シャチ栓とばれる組み方です。

金物はなるべく使わずに、組み上げていきます。

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とても気持ちの良い建物です。

ぜひ一度ご覧下さい。
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2007年07月06日

イベント報告

古民家体験施設!!
働楽村 結邑(ゆうゆう)
にて6月23日24日にわたって
季節の行事としてイベントを行いました。
古民家ライフ 結邑紹介ページ

今回の主な目的は畑に野菜を植える。

ということ。

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これがお借りしている畑です。
約100坪ほどあります。

今回は大豆とにんじんを植えました。

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大豆の苗。

なんだかとてもかわいらしいです。


ご指導していただいたのはこの古民家の大家さん。

このほかの畑も大家さんのおばあちゃんが作っています。

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これをみんなで植えていきました。


畑仕事が終わると、みんなでお風呂へ。

山形は全市町村に温泉があります。


夜は囲炉裏を囲んでの語りあい。

囲炉裏を囲んで食べる料理は本当においしいもんです。

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夜も更けてきたころ、今回このイベントに参加してくれた
Oさんがホタル今まで見たことがないというので、探しに行ってみました。

最近、ホタルを見られるようなところは本当に少なくなりました。

ここでも見られるかどうか分からなかったのですが、
裏庭のほうに回ってみると・・・いました!!!!

たくさんのホタルが古民家の周りを飛んでいるではありませんか。

そのうちの一匹を捕まえて電気を消した囲炉裏の部屋に放しました。
すると、それに呼応するかのように障子の外にもう一匹のホタルが光っていました。

それはそれは本当に幻想的な光景でした。

夜遅くに仙台からまくろび庵
店主わこうさんがやってきました。

一気に酒飲みモード突入。

朝方まで語り合いました。

そんなわけで朝はのんびりと起きます。
とても気持ちのいい朝です。

朝からわこうさんは有機無農薬野菜の玄米カレーを作っていました。

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畑仕事に行ったり、屋根の茅を直したり

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それぞれがやりたいことをやりたいようにして過ごします。

そして、お昼。

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玄米カレーは本当においしかった。


次のイベントは7月末の予定です。

随時参加者募集中です。

その他、ご質問、参加ご希望のかたはこちら↓

           Mail   mail@kominkalife.com

までメールを下さい。
お待ちしています。
posted by 古民家ライフ at 14:10| Comment(57) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

古民家を内在させる

昨年からずっと携わってきたお宅が完成いたしました。

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よく言われます。

古民家ライフさんて古いものしかやらないんですか?


私にとっては古いも新しいも関係ありません。
なぜなら、本質的な大工仕事は今も昔も変わりが無いから。

ずっと続いてきた文化の根っこを押さえているかどうか?
そこに尽きると思います。

少なくとも自分はそこをもっともっと突き詰めていきたいと思っています。

当たり前のことを当たり前にやって行きたい。

ただそれだけです。

古民家の物件情報はこちらへ
古民家ライフ ホームページ http://www.kominkalife.com/
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posted by 古民家ライフ at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

一体、誰の為の法律なんだ?

創業寛政2年、菓子づくり一筋に二百十余年、菓子業十代に渡る
という由緒あるお菓子屋さんの茅葺き屋根の補修をしてきました。

日々天候に恵まれて順調に仕事が出来ました。

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茅葺き屋根のお菓子屋さん。

そういったお菓子屋さんを見たことがありますか?
もし近くにあるという方ご一報ください。

私は今まで見たことがありませんでした。


そして、社長さんの熱い思いに打たれることになります。

茅葺き屋根だと消防法の規制があり、新築、増築等が出来ません。

シンボル的な茅葺き屋根を残すか、それとも違う建物にするか
本当に悩んでおられました。

でもそれでも、何とかこの茅葺き屋根を残したい。
そういうご相談から始まったこの仕事です。

茅葺き屋根を維持していくということは、
本当に大変なことだと改めて思いました。

でも、社長さんは屋根の上にひょいひょい上ってきて、
いろいろなお話を聞かせてくださいました。

屋根の上から見える山の話。
昔からの職人さんの話。
お菓子に対するこだわり。
冬の雪かき作業のことなど。

そして、本当にこの建物が好きなんだなぁと感じました。


現代の建築基準法、都市計画法、消防法など
古民家や、伝統構法にとってなんてやりにくい法律なんだろうと思います。

本当にこのままでは日本の伝統文化がなくなってしまいかねない。


ハウスメーカー、官僚の天下り先の金物メーカー
にあわせた基準法なんていらない。


答えは200年建っている建てものの中にこそあります。
posted by 古民家ライフ at 11:17| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする