創業寛政2年、菓子づくり一筋に二百十余年、菓子業十代に渡る
という由緒あるお菓子屋さんの茅葺き屋根の補修をしてきました。
日々天候に恵まれて順調に仕事が出来ました。

茅葺き屋根のお菓子屋さん。
そういったお菓子屋さんを見たことがありますか?
もし近くにあるという方ご一報ください。
私は今まで見たことがありませんでした。
そして、社長さんの熱い思いに打たれることになります。
茅葺き屋根だと消防法の規制があり、新築、増築等が出来ません。
シンボル的な茅葺き屋根を残すか、それとも違う建物にするか
本当に悩んでおられました。
でもそれでも、何とかこの茅葺き屋根を残したい。
そういうご相談から始まったこの仕事です。
茅葺き屋根を維持していくということは、
本当に大変なことだと改めて思いました。
でも、社長さんは屋根の上にひょいひょい上ってきて、
いろいろなお話を聞かせてくださいました。
屋根の上から見える山の話。
昔からの職人さんの話。
お菓子に対するこだわり。
冬の雪かき作業のことなど。
そして、本当にこの建物が好きなんだなぁと感じました。
現代の建築基準法、都市計画法、消防法など
古民家や、伝統構法にとってなんてやりにくい法律なんだろうと思います。
本当にこのままでは日本の伝統文化がなくなってしまいかねない。
ハウスメーカー、官僚の天下り先の金物メーカー
にあわせた基準法なんていらない。
答えは200年建っている建てものの中にこそあります。
posted by 古民家ライフ at 11:17|
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