「赤めだか」という本をご存知ですか?
有名な落語家立川談志さんに弟子入りした立川談春さんの
青春記とでも言うべき作品です。
落語、立川流は立川談志さんが落語協会を
脱退したことから始まります。
古い体制を良しとしない立川流ならではの
エピソードが数多く語られています。
そして今、小野寺棟梁の言っていること
自分が置かれている状況と
自分がやっていること、思っていること・・・
一致する所がたくさんありました。
本の中に談志さんが言った言葉で
「〜よく芸は盗むものだと云うがあれは嘘だ。
盗む方にもキャリアが必要なんだ。
盗めるようになれば一人前だ。
教える方に論理が無いからそういういい加減なことを言うんだ。〜」
というくだりは小野寺棟梁に出会う前
いつも感じてことでした。
決して口には出せませんでしたが。
そして、「大工は理論的に。」
という小野寺棟梁に出会ってから
やっと目の前が開けたそんな感覚がよみがえってきました。
おそらくこれから自分も年を重ねて
「教える」という立場になってはじめて
師匠の気持ちが分かるのだろうなと思います。
でも今は目の前の事をひたすらにやるだけです。
「やるなと云っても、やる奴はやる。
やれといったところでやらん奴はやらん」
「赤めだか」より

