2008年08月11日

造り続ける・・ということ

先日、造園屋さんの社長のお宅を尋ねる機会がありました。

ちょっとした打ち合わせを終えた後
「じゃ、うちの庭見てもらおうかな」

と、社長のお宅の庭を見せていただきました。


そこには、葉っぱ一つ落ちていない
本当に手の入った庭がありました。

「一つの石動かすのに10年悩んでいるんだ」

10年・・・て。

「まだまだやりたいことたくさんあるんだよ。
 師匠から教わったこともたくさんあるけど
 今はもう庭から教わったことのほうが多いね。

 大工さんは木から教わるんでしょ?」・・・と。


造り続けよう。


その瞬間そう思いました。
自分のものを
少しづつ、悩みながら、長い年月をかけて。

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勉強になりました。

ありがとうございます。
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2008年07月29日

Lighting Object 2008 in Summer

東北芸術工科大学にて
Lighting Object 2008 in Summerが開催されています。

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色々な角度から、光の競演を見ていると
本当に刺激されます。

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市民に開かれた大学なので芸術というものが
本当に身近に感じられてとてもいい感じです。


皆さんも夏の暑さを少し忘れて、光の芸術に触れてみては?

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2008年07月21日

ホタルの学校

最近、ホタルって見たことありますか?

私は去年、川西町の古民家でホタルが乱舞するのを見ました。

そして、その感動を子供達にも経験させたいと思っていました。


すると、山形市にもホタルが見られる場所があるというのです。

それも「ホタルの学校」

車でうちから20分。
山の中に渋滞している場所がありました。

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車を止め、暗い坂道を下っていくと・・・

いました。

ホタル。

それもたくさん。



子供達はもちろん初体験です。

目をまるくして光っている先を見つめていました。


「おとーさん。ぴかぴかしてるねぇ」


ラジオのCMではないけれど
自分は、一体これからどれだけ子供達に感動初体験を
させることが出来るのだろう。


そしてホタルが町中いたるところで見られる光景が広がれば
どんなに素敵だろう。


そんな環境を造っていく仕事をしていきたいものです。

すっかり満足して
すやすや眠る子供達の寝顔を見ながら思いました。
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2008年07月07日

わぁ!!雨だ!!

日曜日は何も無ければ現場に出ています。

日曜日はなるべく音を立てないように
現場にいることが多いです。

特に何をするわけでもなく現場にいることもあります。

子供達も現場にいて川に入ったり、
近所の子供達と遊んでいます。


昨日は夕方近くに土砂降りの雨が降りました。

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そんな時私はドキドキします。
ワクワクします。

雷が光ったかと思うと
ドドーンと音がします。

雨がバケツをひっくり返したように
降ってきます。

子供達は血相を変えて屋根のかかった家の中に入ってきて
「怖いよー」といいながら泣いていました。

大丈夫。大丈夫。

といいながら、雨だれを見ていました。

雨の時の雨だれは見ていてもあきません。

家が守ってくれるという安心感。
それを自分のこの手で造っているという自負。



そして雨はすぐに上がり、
涼しい風が吹いてきました。

子供達はまた、何事も無かったかのように
外に飛び出していきました。
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2008年07月03日

足元

先日、ご住職とお話する機会がありました。

少しお寺を散策しながら
ほんの1、2時間程度お話しただけですが
そこには時間を積み重ねた歴史がありました。


明治44年の時に大火で本堂は焼けてしまったのですが、
その時に延焼を食い止めた木が大火の面影を残しながら立っていたり

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お堀が流れていて、
人を斬首する時に使ったものであるとか、
ちょっと怖くなるようなお話まで。

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あなたの前の何気ない、いつもの風景。

足元にはおそらくたくさんの歴史が埋まっている。

そういうことも踏まえて
ものを作っていくことが出来たら・・・と思うと、
やらなきゃならないことがまた一つ見えた気がして
なんだかワクワクしてきました。
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2008年06月21日

恩送り

昨日、新潟から長岡造形大学の大学院生Tさんが
山形に尋ねてきました。

大学院を卒業するので、これから就職活動です。
古民家に興味があり、その方面の仕事に着きたいということで
その一環として古民家ライフを尋ねてきたのでありました。

新潟から、電車で大宮まで出て新幹線で山形に来たとの事。


自分にもやはりそんな時期があったことを思い出しました。

一体何処に行けば古民家に携わる仕事が出来るのか
全くわかりませんでした。

そして、色々な方に会って色々なアドバイスを受けました。
(その時のことはこちら(神楽坂建築塾HP)に書いてあります)

師匠の小野寺棟梁には
「あんだはいい旅をしてきたんだ」
と言っていただきました。

その道の人に出会う。

一流の先生方皆さん、
何も知らない、はじめて会った若造の私の話を聞いて
本当に親身になってくださいました。

そのお陰で今の自分がある。

私はそのご恩を自分のできる範囲で自分より若い、
そして悩んでいる人たちに送ることです。

恩返しはその恩を下の人に送ること。
そう思っています。


Tさん、また、笑顔で山形に来いよー。

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2008年04月30日

新米棟梁の上棟式

先日4月26日に上棟式が執り行われました。

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この家は師匠の小野寺棟梁や、由利設計工房の由利さんに
色々とアドバイスを受けながら、
手をお借りしながらも
私が大工棟梁としては初めて
手板(大工の図面)を書き、
木組みを考え、
業者と打ち合わせをし、
材料を選び、製材し
墨付け、刻み、鉋がけ
をした住宅となりました。

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棟梁・・・とうりょうかぁ。

ひょんな事で小野寺棟梁と出会い
「俺が2年であんだを棟梁にしてやっからよ」
といわれ、半信半疑のまま約1年と半年。

人のご縁は不思議なものです。

あそこであの人と出会わなければ・・・
これをやっておかなければ・・・

今思えば、ここ 棟梁に通ずるための最短の
道のりだったような気がします。

古民家に憧れ大工になって約8年。
大工には向かないといわれたことは
1度や2度ではありません。

小野寺棟梁曰く

「何でも先輩の言うことを聞く
 使い勝手のいい大工職人には向かないけど
 棟梁にはむいているのっしゃ」

目から鱗が落ちる思いでした。
そして珠玉の言葉をたくさんもらいました。

それらは一つ一つが宝物です。

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これも小野寺棟梁の言葉です。

棟梁は知識・技能・技術を磨き続けて
あらん限りの教養を身に付ける

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私も微力ながらこの文化を
引き継いで繋ぐことが出来れば思っています。


ぜひ現場見に来てください。 


木組みの家にご興味のある方はこちら↓
  http://www.kominkalife.com/bansyo

小野寺棟梁のブログはこちら↓
  http://blogs.yahoo.co.jp/bansyo_tera/
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2008年01月14日

ちょっとした幸せ。

山形は今日も雪です。

雪が降ると憂鬱になります。

もともと私は福島生まれ福島育ち。
まあ東北以南にお住まいの方からすれば
東北の福島って聞くだけで寒いって感じるでしょう。

でもそうでもないんです。

私の生まれ育った所は
太平洋側にあるせいか、あんまり雪って降りませんでした。

で、私は正直言って雪、苦手です。



いま住んでいるところの近くには天然の温泉が結構あります。
300円ぐらいで天然温泉の露天風呂に入れます。

家族でよく行くのですが、
うちの小さい子供達も温泉大好き。

ゆきの降りしきる中の露天風呂は
結構オツな物です。

雪が湯船めがけて飛び込んできます。
冷たいのとあったかいので本当に気持ちが良い。

ある時思いました。

寒さの中でしか、雪の降りしきる中でしか
この暖かさのありがたみは分からないのではないかって。

雪が降った次の日の晴れた朝。
こんなにもきれいな景色があるのだろうか!
と、息をのむことがしばしあります。

そんな時、雪の憂鬱さから解き放たれ
とても幸せな気分になります。


おとーさーん。雪かきしてー。

現実はそんなに甘くないか。


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2008年01月08日

あけましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。


昨年中後半から関わっていた伝統構法による住宅が
昨年末に完成致しました。

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栗の一枚板を使ったカウンター

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無垢の国産材を使い、
地元の1流の職人さんに各工事をしていただき、
それを間近で見ることが出来ました。

本当にいろいろ経験させていただき、
とても勉強になりました。

皆様に感謝の一年でした。


そして今年・・・
個人として、また古民家ライフとして
新しいプロジェクトを次々と行います。

そしてより皆様のお役に建てれば幸いと思っております。

今年一年ますます精進いたします。

本年もよろしくお願い致します。


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2007年11月14日

見えてきました。

6月ぐらいから携わっている伝統構法による住宅。

正直、自分もこんなお宅に住みたいと思うほど
素晴らしいお宅に仕上がってきています。

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これは階段と書斎の一角なのですが、
これでもかっ!!て程、木をふんだんに使っています。


書斎の造り付けの机。
天板は栗の無垢材。

これを銘木屋さんで買ったら一体いくらするのでしょう。


これは銘木屋さんに
並んでいる材料の中から選んだわけではありません。

これは師匠が丸太から天板を木取りしました。

丸太を自分で買ってきて、
自分の目で見て、材料を作り出した。

と、言うことです。

木取りが出来る棟梁が材料取りをすると
こんなことが出来てしまうのです。


これに限ったことではありません。

丸太から製材する。

一貫して貫き通されています。

そうすることによって、
コストを削減するとともに、
既製品の材料ではまねのできない実に味わい深い
建物になっていくのです。

ぜひ一度ご覧になってみてください。

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2007年09月30日

日本人のDNA

先日、棟梁の奥様に貴重なものを作っていただきました。

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作務衣です。

棟梁はいつも作務衣を着て仕事をしています。

その姿がカッコイイ。

いつかは自分もそうなろう。
そう思っていた矢先。

「あんだもこれ着て仕事すんだ」と

棟梁の奥様に作務衣を作っていただきました。
とてもうれしかった。


大工仕事をしていると、和物というのは、
なんて仕事に適しているのだろうと
つくづく感じることが多いです。

作務衣もそう。雪駄もそう。足袋もそう。

内面も外見も少しづつ日本人のDNAに
呼び起こされているような、
そんな気がします。

それがまたうれしかったりするのです。


改めて身が引き締まる想いです。
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2007年08月28日

木組みの家建ててます

先日、木組みで建てた住宅の建前が行われました。

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お施主さんの希望により古式にのっとった形で
建前の儀式を行いました。

オール国産材。
合板は使わない。
伝統構法で建てる

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これは今はあまりつかわれなくなった
シャチ栓とばれる組み方です。

金物はなるべく使わずに、組み上げていきます。

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とても気持ちの良い建物です。

ぜひ一度ご覧下さい。
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2007年07月06日

イベント報告

古民家体験施設!!
働楽村 結邑(ゆうゆう)
にて6月23日24日にわたって
季節の行事としてイベントを行いました。
古民家ライフ 結邑紹介ページ

今回の主な目的は畑に野菜を植える。

ということ。

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これがお借りしている畑です。
約100坪ほどあります。

今回は大豆とにんじんを植えました。

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大豆の苗。

なんだかとてもかわいらしいです。


ご指導していただいたのはこの古民家の大家さん。

このほかの畑も大家さんのおばあちゃんが作っています。

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これをみんなで植えていきました。


畑仕事が終わると、みんなでお風呂へ。

山形は全市町村に温泉があります。


夜は囲炉裏を囲んでの語りあい。

囲炉裏を囲んで食べる料理は本当においしいもんです。

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夜も更けてきたころ、今回このイベントに参加してくれた
Oさんがホタル今まで見たことがないというので、探しに行ってみました。

最近、ホタルを見られるようなところは本当に少なくなりました。

ここでも見られるかどうか分からなかったのですが、
裏庭のほうに回ってみると・・・いました!!!!

たくさんのホタルが古民家の周りを飛んでいるではありませんか。

そのうちの一匹を捕まえて電気を消した囲炉裏の部屋に放しました。
すると、それに呼応するかのように障子の外にもう一匹のホタルが光っていました。

それはそれは本当に幻想的な光景でした。

夜遅くに仙台からまくろび庵
店主わこうさんがやってきました。

一気に酒飲みモード突入。

朝方まで語り合いました。

そんなわけで朝はのんびりと起きます。
とても気持ちのいい朝です。

朝からわこうさんは有機無農薬野菜の玄米カレーを作っていました。

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畑仕事に行ったり、屋根の茅を直したり

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それぞれがやりたいことをやりたいようにして過ごします。

そして、お昼。

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玄米カレーは本当においしかった。


次のイベントは7月末の予定です。

随時参加者募集中です。

その他、ご質問、参加ご希望のかたはこちら↓

           Mail   mail@kominkalife.com

までメールを下さい。
お待ちしています。
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2007年06月06日

古民家を内在させる

昨年からずっと携わってきたお宅が完成いたしました。

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よく言われます。

古民家ライフさんて古いものしかやらないんですか?


私にとっては古いも新しいも関係ありません。
なぜなら、本質的な大工仕事は今も昔も変わりが無いから。

ずっと続いてきた文化の根っこを押さえているかどうか?
そこに尽きると思います。

少なくとも自分はそこをもっともっと突き詰めていきたいと思っています。

当たり前のことを当たり前にやって行きたい。

ただそれだけです。

古民家の物件情報はこちらへ
古民家ライフ ホームページ http://www.kominkalife.com/
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2007年05月25日

一体、誰の為の法律なんだ?

創業寛政2年、菓子づくり一筋に二百十余年、菓子業十代に渡る
という由緒あるお菓子屋さんの茅葺き屋根の補修をしてきました。

日々天候に恵まれて順調に仕事が出来ました。

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茅葺き屋根のお菓子屋さん。

そういったお菓子屋さんを見たことがありますか?
もし近くにあるという方ご一報ください。

私は今まで見たことがありませんでした。


そして、社長さんの熱い思いに打たれることになります。

茅葺き屋根だと消防法の規制があり、新築、増築等が出来ません。

シンボル的な茅葺き屋根を残すか、それとも違う建物にするか
本当に悩んでおられました。

でもそれでも、何とかこの茅葺き屋根を残したい。
そういうご相談から始まったこの仕事です。

茅葺き屋根を維持していくということは、
本当に大変なことだと改めて思いました。

でも、社長さんは屋根の上にひょいひょい上ってきて、
いろいろなお話を聞かせてくださいました。

屋根の上から見える山の話。
昔からの職人さんの話。
お菓子に対するこだわり。
冬の雪かき作業のことなど。

そして、本当にこの建物が好きなんだなぁと感じました。


現代の建築基準法、都市計画法、消防法など
古民家や、伝統構法にとってなんてやりにくい法律なんだろうと思います。

本当にこのままでは日本の伝統文化がなくなってしまいかねない。


ハウスメーカー、官僚の天下り先の金物メーカー
にあわせた基準法なんていらない。


答えは200年建っている建てものの中にこそあります。
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2007年05月19日

失われ行く古民家

久々に更新します。

今日、福島の古民家を見てきました。

小雨の降りしきる中、持ち主のTさんと待ち合わせて古民家へ。


約5代にわたって使われてきた古民家。
雨に打たれながらじっとたたずんでいました。

約80坪ほどもある大きな古民家です。

約30年ほど使用されず
物置としてしか利用されていなかった古民家は本当にいたるところが
痛んでいました。

その古民家は見れば見るほど立派でした。


でも再利用することはあきらめました。

今の自分ではどうしようも無いということが分かったからです。

持ち主の方にそれを言うのが一番つらい。


今の自分に何が出来るのか?

どうしたら古民家は残っていくのか?


これからも葛藤の日々は続いていきそうです。


Tさん、本日はありがとうございました。
また、お役に立てなくて申し訳ありませんでした。
posted by 古民家ライフ at 15:27| Comment(8) | TrackBack(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月22日

建前

昨年末から関わっていた伝統構法による新築住宅の建前が行われました。

いやーそれにしても驚異的なスピードでくみ上がって行きます。

絶対的、圧倒的な仕事の量と質。
それを凌駕する腕と自信と知識。

古民家を通してずっとずっと追ってきたものの一つの答えがここにあるような気がします。

手刻みで国産材を使う。
伝統的な構造を現代住宅に生かす。
しかも、大手ハウスメーカーには絶対にマネの出来ない格安の値段を打ち出す。

まだまだ奥が深いこの世界を私は極めるつもりです。

百聞は一見にしかず。

一度見学にいらしてください。
何処にも負けない伝統構法の住宅を今、造ってますから。
posted by 古民家ライフ at 21:41| Comment(416) | TrackBack(220) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月16日

当たり前ということ。

久しぶりに書きます。

寒くなってきましたが風邪などひいてはいませんか?




実はいま、大工であるということについて、
いろいろ考えさせられる機会を頂いています。

訳が分からない文章になりそうですが、
どうしても今、書いておきたいので。

大工と言ってもいまだに大工の一人前っていったいいつのことを指すのか分かりません。
その答えはおそらくこれから先もずっと問い続ける事になるでしょう。

でも、今ほど大工を目指し、試行錯誤を重ねてきて良かったと
強く思うことはありません。

今、ある現場の仕事を手伝いに行っています。

そこの棟梁が大工という範疇をいともたやすく超えてしまっている方なんです。

現代においての大工の在り方。問題点。
今後大工棟梁としての生き方。
自分たちが引き継いでいかねばならないこと。

大上段に構えるわけでもなく、
俺はただ生きるための一つの手段を教えているに過ぎない。それだけだ・・と。



そして、強く思います。
私は古民家と大工が好きなんだって。

自分と木と道具。

カンナで削る一回一回、自分の力を試されます。

で、思うわけです。
昔の職人もきっと同じだったんだろうなって。

苦労した所。怒られたところ、ほめられたところ。
人に見てもらって認めてもらいたいところ。
人知れず、自己満足のためにやったところ。
思わず失敗したところも含めて
古民家から、そこに息づく昔の職人の想いを汲み取りたい。

自分がそうであるように、古民家を構成する部材一つ一つにそれを作り上げた職人の魂がこもっているのです。

かといって、それはごくごく当たり前のことなんです。
ことさら取り上げることではないはずなのに、当たり前のことが当たり前じゃなくなっている・・・そんな気がしませんか。

その上で今、一人の大工として出来ることは何だろう?

古民家は所詮、昔の普通の家です。
宮大工でもなんでもない普通の大工さんが作ったごくごく当たり前の家の、ごくごく当たり前の思いを、さらに自分の想いもこめて後世に引き継いでいくということ。

当たり前のことを楽しく、当たり前にやっていくこと。

変わり行く社会の枠組みに同調しながらも、
変えないで引き継ぐべき精神を引き継ぐ。

そう思いました。

ですから、実際に行って見て触って感じてください。
古民家から発せられる何かを。


そんな古民家とお客様を引き合わせられたら無上の喜びです。

古民家のこと、大工のことその他もろもろ安心してご相談下さい。
いつでもお待ちしています。


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2006年11月22日

いろいろな色

山形は今いろいろな色が見れます。

イチョウの葉の隙間から見える空。
????A??Β 096.jpg


一心に色づいています。
奥に広がっているのは山形市です。
今日の一枚 001.jpg

そして最後においしそうな色???X?g????

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皆さんの周りにはどんな色がありますか?


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2006年11月20日

茅葺きディスプレイ

アジア雑貨屋を経営している友人から頼まれてこんなものを作りました。

茶宇 004.jpg

茅葺き屋根のディスプレイです。

アジア風の屋根を作りたいということで相談を受け、
茅葺き屋根を作ることに。

茶宇 001.jpg

ディスプレイは初めてだったので試行錯誤しながら作ってみました。

店の雰囲気がとても明るくなったと、とても喜んでいただきました。
そしてけっこう目立つ。

茶宇 009.jpg


ぜひ一度足を運んでみてください。

アジア雑貨・衣料  茶宇の住所はこちら↓
茶宇 007.jpg

 山形市十日町4−3−24 PM0:00〜20:00

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