岩波の家に煙突が立ちました。
家を造っている時もそうですが
何か物を造っていてある瞬間
アッ・・・と思う瞬間があるんです。
それはものが昇華した瞬間。
自分の中で一段上がったという時です。
家を造るというのは
地道な作業の連続です。
地道な作業が積み重なって
点と点が結びつき線になり、それがやがて面となる。
小さな意思が繋がって、一つのベクトルを指し示した時
「こうしたいんだ」というその家の方向性が見えてくる。
自分の中でのいい家。悪い家。
時間を短縮してお金を稼ぎたい的な家。
とりあえず売ってしまえ的ない家。
そういう家はそういう感じ、
そういう意思が見え隠れしているんですね。
だから全くいいと思わないんだなぁ。
そうだったんだと自分で納得していました。
建物が昇華する瞬間。
その時が見たくて家を造っているのかも知れない。
2008年07月30日
2008年07月29日
Lighting Object 2008 in Summer
東北芸術工科大学にて
Lighting Object 2008 in Summerが開催されています。

色々な角度から、光の競演を見ていると
本当に刺激されます。

市民に開かれた大学なので芸術というものが
本当に身近に感じられてとてもいい感じです。
皆さんも夏の暑さを少し忘れて、光の芸術に触れてみては?
色々な角度から、光の競演を見ていると
本当に刺激されます。
市民に開かれた大学なので芸術というものが
本当に身近に感じられてとてもいい感じです。
皆さんも夏の暑さを少し忘れて、光の芸術に触れてみては?
2008年07月26日
赤めだか
「赤めだか」という本をご存知ですか?
有名な落語家立川談志さんに弟子入りした立川談春さんの
青春記とでも言うべき作品です。
落語、立川流は立川談志さんが落語協会を
脱退したことから始まります。
古い体制を良しとしない立川流ならではの
エピソードが数多く語られています。
そして今、小野寺棟梁の言っていること
自分が置かれている状況と
自分がやっていること、思っていること・・・
一致する所がたくさんありました。
本の中に談志さんが言った言葉で
「〜よく芸は盗むものだと云うがあれは嘘だ。
盗む方にもキャリアが必要なんだ。
盗めるようになれば一人前だ。
教える方に論理が無いからそういういい加減なことを言うんだ。〜」
というくだりは小野寺棟梁に出会う前
いつも感じてことでした。
決して口には出せませんでしたが。
そして、「大工は理論的に。」
という小野寺棟梁に出会ってから
やっと目の前が開けたそんな感覚がよみがえってきました。
おそらくこれから自分も年を重ねて
「教える」という立場になってはじめて
師匠の気持ちが分かるのだろうなと思います。
でも今は目の前の事をひたすらにやるだけです。
「やるなと云っても、やる奴はやる。
やれといったところでやらん奴はやらん」
「赤めだか」より
有名な落語家立川談志さんに弟子入りした立川談春さんの
青春記とでも言うべき作品です。
落語、立川流は立川談志さんが落語協会を
脱退したことから始まります。
古い体制を良しとしない立川流ならではの
エピソードが数多く語られています。
そして今、小野寺棟梁の言っていること
自分が置かれている状況と
自分がやっていること、思っていること・・・
一致する所がたくさんありました。
本の中に談志さんが言った言葉で
「〜よく芸は盗むものだと云うがあれは嘘だ。
盗む方にもキャリアが必要なんだ。
盗めるようになれば一人前だ。
教える方に論理が無いからそういういい加減なことを言うんだ。〜」
というくだりは小野寺棟梁に出会う前
いつも感じてことでした。
決して口には出せませんでしたが。
そして、「大工は理論的に。」
という小野寺棟梁に出会ってから
やっと目の前が開けたそんな感覚がよみがえってきました。
おそらくこれから自分も年を重ねて
「教える」という立場になってはじめて
師匠の気持ちが分かるのだろうなと思います。
でも今は目の前の事をひたすらにやるだけです。
「やるなと云っても、やる奴はやる。
やれといったところでやらん奴はやらん」
「赤めだか」より
2008年07月21日
ホタルの学校
最近、ホタルって見たことありますか?
私は去年、川西町の古民家でホタルが乱舞するのを見ました。
そして、その感動を子供達にも経験させたいと思っていました。
すると、山形市にもホタルが見られる場所があるというのです。
それも「ホタルの学校」
車でうちから20分。
山の中に渋滞している場所がありました。
.JPG)
車を止め、暗い坂道を下っていくと・・・
いました。
ホタル。
それもたくさん。
子供達はもちろん初体験です。
目をまるくして光っている先を見つめていました。
「おとーさん。ぴかぴかしてるねぇ」
ラジオのCMではないけれど
自分は、一体これからどれだけ子供達に感動初体験を
させることが出来るのだろう。
そしてホタルが町中いたるところで見られる光景が広がれば
どんなに素敵だろう。
そんな環境を造っていく仕事をしていきたいものです。
すっかり満足して
すやすや眠る子供達の寝顔を見ながら思いました。
私は去年、川西町の古民家でホタルが乱舞するのを見ました。
そして、その感動を子供達にも経験させたいと思っていました。
すると、山形市にもホタルが見られる場所があるというのです。
それも「ホタルの学校」
車でうちから20分。
山の中に渋滞している場所がありました。
車を止め、暗い坂道を下っていくと・・・
いました。
ホタル。
それもたくさん。
子供達はもちろん初体験です。
目をまるくして光っている先を見つめていました。
「おとーさん。ぴかぴかしてるねぇ」
ラジオのCMではないけれど
自分は、一体これからどれだけ子供達に感動初体験を
させることが出来るのだろう。
そしてホタルが町中いたるところで見られる光景が広がれば
どんなに素敵だろう。
そんな環境を造っていく仕事をしていきたいものです。
すっかり満足して
すやすや眠る子供達の寝顔を見ながら思いました。
2008年07月07日
わぁ!!雨だ!!
日曜日は何も無ければ現場に出ています。
日曜日はなるべく音を立てないように
現場にいることが多いです。
特に何をするわけでもなく現場にいることもあります。
子供達も現場にいて川に入ったり、
近所の子供達と遊んでいます。
昨日は夕方近くに土砂降りの雨が降りました。
.JPG)
そんな時私はドキドキします。
ワクワクします。
雷が光ったかと思うと
ドドーンと音がします。
雨がバケツをひっくり返したように
降ってきます。
子供達は血相を変えて屋根のかかった家の中に入ってきて
「怖いよー」といいながら泣いていました。
大丈夫。大丈夫。
といいながら、雨だれを見ていました。
雨の時の雨だれは見ていてもあきません。
家が守ってくれるという安心感。
それを自分のこの手で造っているという自負。
そして雨はすぐに上がり、
涼しい風が吹いてきました。
子供達はまた、何事も無かったかのように
外に飛び出していきました。
日曜日はなるべく音を立てないように
現場にいることが多いです。
特に何をするわけでもなく現場にいることもあります。
子供達も現場にいて川に入ったり、
近所の子供達と遊んでいます。
昨日は夕方近くに土砂降りの雨が降りました。
そんな時私はドキドキします。
ワクワクします。
雷が光ったかと思うと
ドドーンと音がします。
雨がバケツをひっくり返したように
降ってきます。
子供達は血相を変えて屋根のかかった家の中に入ってきて
「怖いよー」といいながら泣いていました。
大丈夫。大丈夫。
といいながら、雨だれを見ていました。
雨の時の雨だれは見ていてもあきません。
家が守ってくれるという安心感。
それを自分のこの手で造っているという自負。
そして雨はすぐに上がり、
涼しい風が吹いてきました。
子供達はまた、何事も無かったかのように
外に飛び出していきました。
2008年07月03日
足元
先日、ご住職とお話する機会がありました。
少しお寺を散策しながら
ほんの1、2時間程度お話しただけですが
そこには時間を積み重ねた歴史がありました。
明治44年の時に大火で本堂は焼けてしまったのですが、
その時に延焼を食い止めた木が大火の面影を残しながら立っていたり
.JPG)
お堀が流れていて、
人を斬首する時に使ったものであるとか、
ちょっと怖くなるようなお話まで。

あなたの前の何気ない、いつもの風景。
足元にはおそらくたくさんの歴史が埋まっている。
そういうことも踏まえて
ものを作っていくことが出来たら・・・と思うと、
やらなきゃならないことがまた一つ見えた気がして
なんだかワクワクしてきました。
少しお寺を散策しながら
ほんの1、2時間程度お話しただけですが
そこには時間を積み重ねた歴史がありました。
明治44年の時に大火で本堂は焼けてしまったのですが、
その時に延焼を食い止めた木が大火の面影を残しながら立っていたり
お堀が流れていて、
人を斬首する時に使ったものであるとか、
ちょっと怖くなるようなお話まで。
あなたの前の何気ない、いつもの風景。
足元にはおそらくたくさんの歴史が埋まっている。
そういうことも踏まえて
ものを作っていくことが出来たら・・・と思うと、
やらなきゃならないことがまた一つ見えた気がして
なんだかワクワクしてきました。

